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速報災害・交通公開日: 2026年9月27日

トラック運転手の抗議でクタパン港が機能停止、ギリマヌック港も麻痺し渋滞7km超

2026年9月26日夕方、ジャワ島クタパン港でトラック運転手数百人が抗議行動を行い港の入出港が一時完全停止。この影響でバリ島側のギリマヌック港でも渋滞が発生し、車列は7km以上に及んだ。翌27日昼時点でも渋滞は解消していない。

インドネシア東ジャワ州バニュワンギのクタパン港で2026年9月26日(土)夕方、物流トラックの運転手数百人による抗議行動が発生し、港の積み下ろし作業が3時間以上完全に停止しました。運転手らは、猛暑の中での長時間の待機や、本来大型物流車両専用であるはずのLCM(ランディング・クラフト・マシン)埠頭に乗用車や小型車両が入り込んでいる不公平な運用に不満を募らせていました。さらにギリマヌック港のMB II埠頭やクタパン港側の埠頭改修工事によって運航容量が制限されていたことも背景にあります。

この抗議行動の影響は、バリ海峡を挟んで反対側にあるバリ島のギリマヌック港にも即座に波及しました。バリ島から出るために港へ向かっていた物流車両や観光客の車両が滞留し、車列はギリマヌック港近くの森林地帯やジャワ・バリ海峡横断作戦記念碑付近にまで達しました。クタパン側の抗議は夜には収まったものの、埠頭の稼働率低下により渋滞の解消は非常に緩やかで、27日(日)昼の時点でもバリ側からの渋滞は港のゲートから3.5km地点まで確認されています。ジャワ側のクタパン方面では、渋滞の最後尾がグランド・ワトゥ・ドドル(GWD)北側まで7.8kmに達しました。

当局は両港でレーン分離などの緊急対応を実施しています。クタパン港では入り口手前1.5kmでレーンを分離し、大型物流トラックを最大450台収容可能な緩衝地帯へ誘導する一方、乗用車・小型車両は右側レーンから優先的に船へ案内する措置が取られています。港湾運営側は大型フェリーの運航スケジュールの最大化やLCM埠頭の配分見直しを進め、生活必需品を輸送する車両の優先乗船を図るとしています。

この種の混乱は2026年に入ってから複数回発生しており、埠頭改修工事による輸送能力の低下、乗用車と貨物車の優先順位を巡る不公平感、割り込みなどの構造的な問題が根本的に解決されていないことが背景にあると指摘されています。

考慮すべき事項

現在バリ島からジャワ島へフェリーで渡ろうとしている場合、ギリマヌック港周辺の道路が渋滞している可能性が高いため、通常より大幅に早めに出発するか、状況が落ち着くまで移動を延期することを検討してください。空港利用(デンパサール発着)への影響は限定的ですが、陸路でジャワ島へ向かう予定のバスやレンタカー利用者は、現地の交通情報(Polres JembranaやASDPの発表)を事前に確認し、係員の指示に従い割り込みをしないようにしてください。急ぎでない場合は数日渋滞が続く可能性を考慮し、代替の移動手段(空路等)も検討すると安心です。

情報源: AFU.id