ビザ社調査:マレーシア・シンガポール・豪州・サウジアラビアの観光客がインドネシアを選ぶ理由とは
決済大手ビザの「Global Travel Intentions 2026」調査によると、海外観光客がインドネシアを選ぶ理由は出身国ごとに異なり、手頃な料金が最大の決め手であることが判明した。回答者の77%が家族旅行であり、旅行費用の約6割が航空券・宿泊・食事に使われている。
決済ネットワーク大手ビザが実施した「Global Travel Intentions(GTI)2026」調査によれば、インドネシアを訪れる外国人観光客の動機は、単なるビーチや食文化、休暇目的にとどまらないことが明らかになった。文化的な近さに惹かれる人もいれば、ウェルネスやライフスタイル体験を求める人、高級宿泊施設やハラル対応の家族旅行を探す人もいる。
調査では、マレーシア・シンガポール・オーストラリア・サウジアラビアなど主要市場ごとに旅行パターンとニーズが異なることが示された。全体としては、料金の手頃さが現地の食文化や自然よりも上位の選定理由となっており、旅行費用がどれだけ妥当かが目的地選びに大きく影響していることがわかる。
また、回答者の77%が家族と一緒に旅行しており、旅行支出の約6割が航空券・宿泊・食事という3つの主要項目に充てられている。これは、観光客の消費が目的地の入場料だけでなく、航空会社、ホテル、レストラン、交通機関、ショッピングセンター、地元事業者にまで波及することを意味する。
国別の特徴として、マレーシア人観光客は地理的な近さ、文化的な類似性、地域的な接続性を重視する傾向があり、グルメ・ショッピング・各種アトラクションを組み合わせた旅行をする傾向が強いという。インドネシアとマレーシアは言語・文化・食文化に共通点が多いが、それでも旅行者は現地ならではの異なる体験を求めているとされる。
考慮すべき事項
この調査結果はバリを含むインドネシア各地の観光業全体の傾向を示すものであり、観光客・在住外国人に直接影響する規制変更ではない。旅行費用を重視する場合は、航空券・宿泊・食事を早めに手配することで費用対効果を高められる。家族旅行者は、ハラル対応や高級宿泊施設の有無を事前に確認すると計画が立てやすい。
情報源: Akurat - Akurat.co