ジャワ島スメル山が噴火、噴煙高さ1000メートルに 警戒レベル継続
インドネシア・ジャワ島東部のルマジャン県とマラン県にまたがるスメル山が噴火し、噴煙が山頂上空約1000メートルに達した。火山活動レベルは「警戒(レベルⅢ)」が継続しており、当局は火口から東南方向のブスック・コボカン川沿い13km圏内での屋外活動を控えるよう呼びかけている。バリ島は含まれないが、ジャワ島方面への渡航予定者は情報を確認しておきたい。
インドネシア東ジャワ州、ルマジャン県とマラン県の境界に位置するスメル山(標高3676m)が26日午前7時51分頃(西部インドネシア時間)に噴火した。スメル火山観測所の担当者によると、噴煙の高さは山頂上空約1000メートル、海抜換算で約4676mに達したと観測されている。噴煙は白色から灰色で、東方向へ濃く流れたという。地震計には最大振幅23mm、継続時間102秒の噴火記録が残された。
現在、スメル山の火山活動レベルは4段階中3番目にあたる「レベルⅢ(警戒/Siaga)」に設定されている。当局は住民や登山者に対し、屋外活動、特に噴火の中心となっている火口から東南方向、ブスック・コボカン川沿い13km圏内での活動を控えるよう呼びかけている。
スメル山はジャワ島にあり、バリ島とは離れた場所に位置する。今回の噴火自体がバリ島の観光や交通に直接影響を及ぼすとの報道はないが、ジャワ島東部(マラン、ボロモ・トゥンガル・スメル国立公園周辺など)を訪れる予定の旅行者は最新の火山情報を確認する必要がある。
考慮すべき事項
バリ島滞在中の旅行者への直接的な影響は現時点で報告されていない。ジャワ島のマラン、ボロモ・トゥンガル・スメル国立公園周辺やスメル登山を計画している場合は、火口から東南方向13km圏内(ブスック・コボカン川沿い)への立ち入りを避け、インドネシア地質災害軽減庁(PVMBG)や現地観光局の最新発表を渡航前に確認すること。ジャワ島経由の乗り継ぎ便を利用する場合は、念のため航空会社に運航状況を確認しておくと安心。
情報源: ANTARA News Bali