M7.7地震が東ヌサトゥンガラ州を直撃、津波警報は解除も余震に警戒
インドネシア気象庁(BMKG)は土曜未明に東ヌサトゥンガラ州(NTT)を襲ったマグニチュード7.7の地震について、フローレス背弧断層の逆断層活動が原因と発表した。津波警報は午前7時30分に解除されたが、今後M7.8〜7.9規模の地震発生の可能性もあるとして余震活動の監視を続けている。
BMKGの地震・津波局長Wijayanto氏は土曜日ジャカルタでの記者会見で、東ヌサトゥンガラ州(NTT)を土曜未明に襲ったマグニチュード7.7の地震が「フローレス背弧逆断層」によるものであると説明した。この断層は過去にM7.8〜7.9規模の地震を引き起こす可能性があるとされ、1992年にも同様のメカニズムでM7.5の地震が発生し大きな被害をもたらした記録があるという。「30年以上を経て再び発生した」とWijayanto氏は述べ、今後の余震活動を継続的に監視すると強調した。
BMKGは当初発表していた津波警報を同日午前7時30分(西部インドネシア時間)に解除したが、沿岸部の潮位観測は継続するとしている。
震源地であるNTT(ロンボク島の東、フローレス島やコモド国立公園を含む地域)はバリ島から観光客が訪れることの多いエリアであり、フェリーや航空便での移動、コモド島ツアーなどに影響が出る可能性がある。バリ島本島では現時点で大きな被害情報はないが、余震や津波注意情報が再発令される可能性もあるため、当該地域への渡航予定者は最新情報の確認が必要。
考慮すべき事項
NTT地域(フローレス島・コモド諸島等)への渡航を予定・滞在中の場合は、BMKG公式サイトやアプリで最新の地震・津波情報を随時確認すること。海岸沿いに滞在中に強い揺れを感じたら、津波警報の有無に関わらず速やかに高台や内陸部へ避難する。フェリーや航空便の運休・遅延の可能性があるため、現地の交通機関情報を出発前に確認する。パスポート等の重要書類はすぐ持ち出せる場所に保管しておくこと。バリ島本島滞在者は直接的な被害の心配は少ないが、余震情報には注意を払う。
情報源: ANTARA News Bali