「第二のバリ島」ロンボク島が急浮上、渋滞なしの自然リゾートとして観光客に人気
バリ島の東隣に位置するロンボク島が、渋滞や物価高騰などオーバーツーリズムに悩むバリ島に代わる新たな観光地として注目されている。透明度の高い海でのシュノーケリングやギリ3島、スンギギ、クタなど多彩なエリアが魅力だが、島内の移動にはタクシー配車の制限など独自の注意点もある。
インドネシアのリゾート地として世界的な人気を誇る「バリ島」は、近年、増え続ける観光客による交通渋滞やゴミ問題、物価・生活費の高騰といったオーバーツーリズムの課題に直面している。こうした中、バリ島の東隣に位置する「ロンボク島」が、次世代のリゾート地として世界中から注目を集めている。
ロンボク島にはバリ島のような激しい交通渋滞がなく、開発が進む一方で手つかずの自然も多く残る。海の透明度が高く、浅瀬でもウミガメに出会いやすいシュノーケリングスポットとして人気があり、初心者でも楽しみやすい。港からスピードボートでアクセスできるギリ3島(ギリ・メノ、ギリ・アイル、ギリ・トラワンガン)も、それぞれ異なる雰囲気を持つ観光地として人気だ。
島内には、サンセットが楽しめる宿泊施設が並ぶ西部の「スンギギエリア」、空港から車で約30分とアクセスが良く街歩きやサーフィンも楽しめる南部の「クタエリア」など、複数のエリアがある。活火山リンジャニ山でのトレッキングや、先住民族ササック族の村での手織布「イカット」製作体験も人気の体験だ。
アクセス面では、日本からはジャカルタやバリ島経由でロンボク国際空港へ飛行機で向かう方法と、バリ島からスピードボート(約2〜3時間)で向かう方法がある。ボートは高波や強風で欠航することもあり、天候に左右されやすい点に注意が必要だ。
島内移動では、ブルーバードタクシーやGrabなどの配車アプリが基本だが、エリアによってはローカル業者の縄張りによりタクシーを呼べない場所もある。特にクタエリアでは外部タクシーの乗り入れは可能なものの、エリア内での配車ができない場合があり、宿泊施設の送迎サービスを事前に確認しておくことが推奨される。ギリ島への移動は主にスピードボートで、多くの便が午前出航のため港到着時間にも注意が必要だ。
考慮すべき事項
ロンボク島でのタクシー移動は、クタエリアなどローカル業者の縄張りにより配車できない場合があるため、宿泊施設に送迎サービスの有無を事前確認し、必要に応じて配車アプリで早めに時間指定予約をしておくとよい。バリ島からのスピードボート利用時は天候による欠航リスクがあるため、予備日を旅程に組み込むことを推奨する。ギリ島行きの便は午前出航が中心なので、前日までにチケットまたはツアーを手配し、余裕を持って港へ向かうこと。
情報源: 地球の歩き方