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観光・イベント公開日: 2026年9月20日

バリ島で34匹の元保護犬と暮らす日本人シェフ、野犬問題の現実とは

バリ島南部に住む日本人シェフの加納良一さんは、妻と共に34匹の元保護犬と暮らしている。バリ島では野犬が多く、飼い主の意識の低さから病気やケガの犬が捨てられる負の連鎖が深刻な社会問題となっている。

インドネシア・バリ島南部で暮らす日本人シェフ、加納良一さん(49)は、妻の佳織さん(43)と共に34匹の元保護犬と生活している。ウルワツ地区のブライダルホテルで総料理長を務める加納さんの1日は、早朝の犬の散歩から始まり、3往復・合計4時間を要するという。

きっかけは2016年、バリに移住したばかりの加納さん夫婦の自宅駐車場に、皮膚病にかかった痩せた犬が現れたことだった。手探りで飼育を始めた後、交通事故で骨折した犬との出会いもあり、夫婦は保護犬と生きる覚悟を決めた。以降、散歩中に困窮した犬を見かけるたびに保護し、家族はどんどん増えていったという。

記事では、バリ島における野犬問題の深刻さにも言及している。地元では犬を放し飼いにする習慣があり、飼い犬と野犬の区別がつきにくい。また、飼い主としての意識の低さから、病気やケガをした犬が簡単に捨てられ、そのまま野良化・繁殖するという負の連鎖が続いているのが現状だ。

観光客がバリ島を訪れる際、路上や海岸、寺院周辺などで多くの野良犬・放し飼いの犬を目にすることになるが、これはこうした社会的背景によるものである。

考慮すべき事項

バリ島滞在中に野良犬や放し飼いの犬に遭遇した場合、狂犬病のリスクがあるため不用意に触れたり餌を与えたりしないこと。万が一噛まれた場合は速やかに傷口を石鹸と流水で洗い、医療機関を受診してワクチン接種の要否を確認する。動物保護に関心がある場合は、現地のシェルターやボランティア団体への寄付・情報提供という形で支援するのが安全で実践的。

情報源: Yahoo!ニュース