ジブラン副大統領、NTT地震の被災者に見舞いと謝罪 緊急対応の不備を認める
インドネシアのジブラン副大統領は、東ヌサトゥンガラ州(NTT)シッカ県の避難所を訪れ、地震被災者に見舞いと謝罪の言葉を述べた。政府は食料・水・医薬品などの支援を全被災地域に届けるとし、余震の可能性から住民には自宅への帰還を控えるよう呼びかけている。
インドネシアのジブラン・ラカブミン・ラカ副大統領は木曜日、東ヌサトゥンガラ州(NTT)シッカ県のグロラ・サマドール・スタジアムに設置された避難所を訪れ、地震で被災した住民と対話した。副大統領は「現場でまだ不足がある場合は心よりお詫び申し上げる。住民の安全が最優先だ」と述べ、緊急対応の不備について謝罪した。
副大統領は避難者と直接対話し、必要な支援内容を確認したほか、家族を失った住民に哀悼の意を表した。中央・地方政府に対し、食料・清潔な水・トイレ・医薬品・医療サービスなどの基本的支援が、山間部の集落を含むアクセスが困難な地域にも確実に届くよう指示したという。特に妊産婦、高齢者、障害者、子どもへの重点的な配慮を求め、これらの人々の登録・モニタリング・支援体制の整備を指示した。
プラボウォ・スビアント大統領の方針に基づき、政府は緊急対応と復興プロセスを迅速かつ継続的に進めるとしている。副大統領は避難者に対し、余震の可能性が依然高いことから、被害を受けた自宅への帰還を当面控えるよう呼びかけた。損壊した住宅、学校、公共施設については速やかに修復するとしている。
なお今回の地震はバリ島ではなく東ヌサトゥンガラ州で発生しており、バリ島内での直接的な被害は報告されていない。ただしNTT州にはコモド島やフローレス島など人気の観光地が含まれており、同地域を訪れる旅行者にとっては現地の交通・宿泊状況などに一時的な影響が生じる可能性がある。
考慮すべき事項
バリ島には直接的な影響はないが、コモド島やフローレスなどNTT州への渡航を予定している場合は、出発前に現地の空港運航状況・道路状況・宿泊施設の営業状況を旅行会社や航空会社に確認すること。また余震の可能性があるため、同地域では避難所や政府の指示に従い、損壊した建物には立ち入らないこと。現地在住者・支援関係者は、インドネシア国家防災庁(BNPB)の公式発表を随時確認することを推奨する。
情報源: ANTARA News Bali