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災害・交通公開日: 2026年8月21日

インドネシア国鉄、バリ島含む3地域で新路線開発を検討

インドネシア国鉄(KAI)は、プラボウォ大統領の指示を受け、スマトラ・カリマンタン・バリの3地域で新たな鉄道路線の開発を検討していることを明らかにした。バリについては優先順位が未確定で、用地取得の進捗状況が着工順を左右するとみられる。財政赤字が拡大する中、資金調達には海外投資家の関与も検討されている。

インドネシア国鉄(KAI)は、プラボウォ・スビアント大統領の指示を受け、スマトラ・カリマンタン・バリの3地域で新規鉄道路線の開発準備を進めていることを明らかにした。KAIのボビー・ラシディン社長によると、カリマンタン向けには開発調査を策定中で、スマトラ向けには詳細設計(DED)が進行中だという。

一方バリについては、優先順位の確定を待っている段階で、着工順序は各地域の用地取得の進捗状況などによって決まるとされる。用地確保が最も進んでいる地域が優先的に着工される見込みで、現時点でバリでの具体的な建設時期は示されていない。

この発表は、インドネシアの財政が厳しい状況にある中で行われた。2026年国家予算では3月時点で2401兆ルピア(GDP比0.93%)の赤字を記録しており、歳入574.9兆ルピアに対し歳出815兆ルピアと大きく乖離している。プライマリーバランスも958兆ルピアの赤字となっており、新規借入の多くが既存債務の利払いに充てられている状況だ。

KAIはカリマンタン・バリ両路線への投資家関与についてまだ議論していないとしているが、ドゥディ・プルワガンディ運輸相は、中国やロシアを含む国内外の投資候補との協議を進めていると述べている。投資規模は事業計画や投資家の関心次第で、まだ確定していない。

考慮すべき事項

この計画はまだ調査・設計段階であり、バリ島内での鉄道建設が近い将来始まる可能性は低いため、現時点で旅行計画や居住計画を変更する必要はない。ただし、将来的に用地取得が始まる地域では道路や土地利用に変化が生じる可能性があるため、不動産投資や長期滞在を検討している人は今後の公式発表を継続的に確認しておくとよい。

情報源: Feedberry