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ビザ・法律・税金公開日: 2026年8月29日

国会議員、バリの外国人監視体制の見直しを移民局に要求

インドネシア国会(DPR)第13委員会のマフィリオン議員は、バリ島における外国人(WNA)の監視体制を移民総局に見直すよう求めた。問題が拡散してから対応する「後追い型」の取り締まりではなく、入国から出国まで継続的にモニタリングするデータ・インテリジェンス主体の体制構築を提言している。

インドネシア国会第13委員会のマフィリオン議員は8月30日、ジャカルタでの声明で、バリ島における外国人監視システムの抜本的な見直しを移民総局(Ditjen Imigrasi)に求めた。同議員は「バリで外国人問題が繰り返し発生するなら、問われるべきは外国人本人だけでなく監視システムそのものだ」と述べ、国は違反行為に後れを取ってはならないと強調した。

背景には、8月27日夜にバドゥン県チャングーで移民総局長ヘンダルサム・マラントコ氏自らが指揮した外国人取り締まり作戦(sidak)がある。マフィリオン氏はこの作戦自体は評価しつつ、単発的な対応ではなく継続的な監視体制の構築を求めた。

同議員は、パスポートや滞在許可証の確認だけでなく、居住地、就労内容、事業活動、共同経営者の有無、許可内容との整合性まで確認すべきだと指摘。特にチャングー、クタ、スミニャック、ウブドなど外国人が集中する観光地では、入国管理データ、住民からの通報、地方政府・警察・宿泊施設運営者からの情報を活用した早期発見体制(データ・インテリジェンス型)を構築すべきだとした。

さらに、監視対象はオーバーステイのような行政違反だけでなく、滞在許可の目的外利用、無許可就労、違法な事業運営、不適切な書類使用、公共秩序の妨害などにも広げるべきだと述べた。移民局単独では対応できないため、地方政府、警察、市民保安隊(Satpol PP)、村・地区行政、住民らと連携する「外国人監視チーム(Timpora)」の強化も求めている。

考慮すべき事項

バリ在住の外国人は、滞在許可(KITAS/ビザ)の種類と実際の活動内容(就労・事業運営等)が一致しているか今一度確認し、齟齬がある場合は早めに専門家や移民局に相談することを推奨する。特にチャングー、クタ、スミニャック、ウブドなど今後監視強化が見込まれるエリアの滞在者・事業者は、必要書類(パスポート、滞在許可証、事業許可証等)を常に携行・保管しておくとよい。観光客はビザの期限や滞在資格を事前に確認し、SNSでの言動にも注意を払うことが望ましい。

情報源: ANTARA News Bali