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不動産公開日: 2026年9月21日

バリ島で数百軒のホテルがオンライン売却中、PHRIが背景要因を分析

バリ島バドゥン、タバナン、ギャニャール、カランガッセムなど各地で数百軒のホテルがLamudiやOLXなどのオンライン不動産プラットフォームを通じて売却対象となっている。バリ観光ホテル協会(PHRI)副会長は、稼働率の低下や株主判断、経営難などが要因と説明する一方、経済状況や観光の質との関連も懸念している。

バリ島の複数の地域で、数百軒のホテルがLamudiやOLXといったオンライン不動産売買プラットフォームを通じて売却対象として掲載されていることが分かった。対象となっているホテルはバドゥン、タバナン、ギャニャール、カランガッセムなど広範囲に及び、価格帯も数十億ルピア規模まで様々である。

バリ観光ホテル協会(PHRI)副会長のI・グスティ・アグン・ングラ・ライ・スルヤウィジャヤ氏は、9月21日、こうした売却の動きには複数の要因があると説明した。具体的には、稼働率の低迷、株主内部の判断、所有者が資産価値を確認したいという意図、経営維持が困難になったケースなどが挙げられるという。同氏は、不動産取引としては売却自体は自然なことであり、所有者が資産を売却して他の場所で事業を興す選択も十分あり得るとした。

一方でPHRIは、これほど多くの宿泊施設が同時に売却対象となっている状況について、バリの経済状況や観光の展開との関連を注視する必要があると指摘している。ライ氏は、現在バリを訪れる観光客の中には高い購買力を持つ層ばかりではなく、予算に応じてゲストハウスや簡易宿泊施設、賃貸住宅などを選ぶ「中間~低予算層」の観光客が増えていることも背景にあるとの見方を示した。

同氏はまた、観光の質を高めるための政府の取り組みが「構想だけ」に留まっている現状を批判し、観光省を中心とした具体的な施策の必要性を訴えた。ベトナム、タイ、マレーシアなど周辺国との競争が激化する中、渋滞対策、環境美化、治安強化などの内部改善と合わせたプロモーション強化が求められるとしている。

考慮すべき事項

バリでの不動産投資やホテル購入・宿泊施設運営を検討している人は、物件ごとの稼働率や経営状況を個別に確認し、価格の割安感だけで判断しないことが重要である。宿泊予約の際は、大手予約サイトのレビューや運営継続の実績を確認し、経営が不安定な施設では予約変更や返金対応に問題が生じる可能性も考慮すると良い。

情報源: detikcom