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犯罪・治安公開日: 2026年8月13日

ラブアンバジョーで旅行代理店詐欺、外国人経営者に2億4400万ルピアの被害

西ヌサトゥンガラ州ラブアンバジョーで、無許可の旅行代理店を営むSO容疑者(33)が、カナダ人経営者の旅行会社から中国人観光客22人分のコモド国立公園ツアー代金約2億4400万ルピアを騙し取った疑いで逮捕・立件された。手配していたはずの船は実際には予約されておらず、観光客一団は現地で足止めされた。

西ヌサトゥンガラ州マンガライバラット警察は8月13日、ラブアンバジョーで無許可の旅行代理店「Danke Adventure」を運営していたSO容疑者(33、西ジャワ州ベカシ出身)を詐欺容疑で逮捕・拘留したと発表した。

捜査によると、被害者はバリを拠点に旅行会社「LeBali International Tour」を経営するカナダ人男性LNさん(46)。LNさんは2026年7月中旬、8月8〜10日にコモド国立公園へ向かう中国人観光客22人向けのピニシ船を探しており、WhatsAppの公開グループ「Labuan Bajo Agen To Agen」に投稿した。

これに応じたSOは、ピニシ船「KM Seven Angel」が予約可能だと持ちかけ、消費税(PPN)11%を含む正式な請求書まで発行して信用させた。LNさんは7月30日から8月4日にかけて3回に分けて計2億4400万ルピアを送金したが、船は実際には手配されていなかった。

代金完済後、LNさんがラブアンバジョー海域の航行一時停止に関する情報について確認を求めた際もSOは「安全に運航できる」と嘘をつき続けた。しかし翌日、SOは資金が全て使い込まれたことをWhatsAppで告白。8月8日、22人の中国人観光客一団は船や旅程の手配が一切ない状態でラブアンバジョーに到着し、混乱に陥った。

警察は送金記録や本人の自供など証拠は十分にそろっているとし、SOを新刑法(2023年法律第1号)第492条の詐欺罪に基づき立件。最高で懲役4年または罰金カテゴリーVが科される可能性がある。事件は現在、検察への送致手続きが進められている。

考慮すべき事項

コモド国立公園などへのツアーや船をチャーターする際は、公開のWhatsAppグループなど個人間の紹介だけで契約せず、正式な会社登記(NIB/事業許可)や実店舗の有無を確認すること。全額前払いは避け、可能なら現地到着後の分割払いや第三者エスクロー、旅行保険付きのプランを利用する。船名・船会社に直接連絡して予約状況を再確認し、航行規制など最新情報は港湾当局や公式観光局のSNSで確認するのが安全。トラブルに遭った場合は、送金記録や請求書などの証拠を保存し、速やかに最寄りの警察(Polres)へ通報する。

情報源: detikcom