インド国籍の2人、バリ空港で大麻10kg密輸を税関が摘発
デンパサールのングラライ空港で、インド国籍の男女2人が大麻約10.1kgをスーツケースに隠して密輸しようとしたところ、税関当局に摘発された。2人は家族での3日間の休暇でバリを訪れる予定だったと説明している。
インドネシア財務省税関総局(DJBC)は2026年8月7日、デンパサールのイ・グスティ・ングラライ国際空港で外国人による大麻密輸未遂を摘発したと発表した。事件は8月3日、タイのコサムイ島からシンガポール経由でバリに到着したスクート航空の便で発生。入国審査時のX線検査で、インド国籍のマネージャー職の男性(頭文字AR)と教師の男性(頭文字PC)のスーツケースに不審な点が見つかり、詳細な検査が行われた。
ARのスーツケースからは大麻を含む粉末状の植物62袋(正味約6,275グラム)、PCのスーツケースからは38袋(正味約3,835グラム)が発見され、合計で正味約10,110グラムの大麻が押収された。麻薬は食品の土産物に見せかけて箱に詰められ、他の荷物と一緒にスーツケースに紛れ込ませてあったという。
税関当局によると、両容疑者は取り調べに対し、家族で3日間の休暇のためバリを訪れる予定だったこと、また薬物はタイで人物から入手したと供述している。証拠品と容疑者は空港警察の麻薬捜査班に引き渡され、さらなる密輸ネットワーク解明に向けたコントロールド・デリバリー(泳がせ捜査)が実施された。
考慮すべき事項
インドネシアでは大麻を含む麻薬類の所持・密輸は極めて重い刑罰(死刑を含む)の対象となる。旅行者は自身の荷物を他人に預けたり、出所不明の土産物や梱包済みの荷物を代理で運んだりしないこと。空港のX線検査は厳格に行われるため、処方薬を含め持ち込み品には正規の説明書類を用意することが望ましい。少しでも違法薬物への関与が疑われる状況を避けるため、荷造りは自分で行い、他人からの荷物運搬の依頼は明確に断ることが重要。
情報源: cnbcindonesia.com