観光ビザで建設現場監督、中国人男性をバリ島から強制送還
デンパサール第一級移民局は2026年9月7日、観光ビザを保持しながらバリ島内の建設プロジェクトで現場監督として就労していた中国人男性(イニシャルJZ)を、グラライ国際空港経由で強制送還した。ビザの目的外使用が摘発の理由とみられる。
インドネシア・デンパサール第一級移民局(Kantor Imigrasi Kelas I TPI Denpasar)は2026年9月7日(月)、観光ビザで滞在しながらバリ島内の建設プロジェクトで現場監督(pengawas proyek)として働いていた中国国籍の男性(イニシャルJZ)を摘発し、グラライ国際空港からの強制送還手続きを行った。
観光ビザ(ビザ・トゥリス)は観光や親族訪問、短期の商用打ち合わせなどを目的としたものであり、就労を伴う活動は認められていない。今回のケースでは、観光目的で発給されたビザを保持しながら実際には建設現場での監督業務という就労活動に従事していたことが問題視され、入管当局による摘発・強制送還に至ったとみられる。
インドネシア移民局は近年、バリ島において観光ビザ・ビザオンアライバル(VOA)を保持したまま就労するケースの取り締まりを強化しており、外国人の不法就労は摘発対象として重点的に監視されている。
考慮すべき事項
観光ビザやVOAで滞在する外国人は、いかなる形態であっても就労活動(現場監督・管理業務・報酬を伴う作業等)を行わないこと。バリ島で就労予定がある場合は、事前にKITAS(就労許可を伴う滞在許可証)やビザ212(就労ビザ)など適切な就労系ビザを取得する必要がある。ビザの種類に不安がある場合は、移民局公式サイトまたは正規の移民コンサルタントに相談し、自己判断で「観光目的」の範囲を拡大解釈しないことが重要。
情報源: KOMPAS.com