Bali Foreigner Newsバリ島の観光客・在住外国人向け毎日更新ニュース(記事要約&アドバイス付き)
← トップに戻る
不動産公開日: 2026年7月31日

キンタマニで外国人が土地54アールを販売宣伝、バンリ県が調査開始

バリ島バンリ県キンタマニ地区で、外国人男性が「ハクミリック(所有権)」付きとされる土地約5,000平方メートルを販売宣伝する動画がSNSで拡散し、注目を集めている。バンリ県はコミンフォ(情報通信局)を通じて事実確認を進めているが、土地の所在地や所有者は特定できていない。

バリ島バンリ県キンタマニ地区で撮影されたとみられる動画がFacebook上で拡散し、話題となっている。動画には、バトゥール火山のカルデラを背景に立つ外国人男性が登場し、キンタマニでも屈指の眺望を持つとされる土地約54アール(約5,000平方メートル)を、不動産開発に適した物件として宣伝する様子が映っている。

インドネシアでは外国人が「ハクミリック(hak milik)」と呼ばれる所有権付き土地を直接取得することは法律で認められていない。そのため、外国人が所有権付き土地を販売宣伝しているように見える動画は、法的な疑義があるとしてSNS上で大きな注目を集めた。

これを受け、バンリ県のスダナ・アルタ県知事は、県の情報通信局(コミンフォ)を通じて事実確認を進めていることを明らかにした。ただし現時点では、動画に映っている土地の正確な位置や所有者は特定できていないという。

県知事によると、デンパサールからシガラジャへ向かう道沿いのプヌロカン地区周辺には、地域空間計画(RTRW)上、一定の条件のもとで開発が認められているエリアが存在する。しかし、これは動画内での主張を裏付けるものではなく、所有者や座標が不明である以上、単なる集客目的のコンテンツである可能性も否定できないと述べた。同地域には国有林や個人所有地が混在しているという。

考慮すべき事項

バリで不動産投資や土地取得を検討する外国人は、SNSやブローカーの宣伝を鵜呑みにせず、必ず現地の公証人(ノタリス)や土地登記事務所(BPN)を通じて所有権・地目・座標を自ら確認すること。外国人はハクミリック(所有権)を直接取得できないため、リースホールドや合法な投資スキーム(PT PMA等)以外の取引には十分注意し、契約前に独立した弁護士に相談することを推奨する。

情報源: Sinar Harapan