バリの伝統装飾品「スベン」が進化を遂げる 文化イベント「Kawan Nusantara 2026」開催
デンパサールのThe Meru Sanurで「Kawan Nusantara 2026」が開催され、バリの伝統的な耳飾り「スベン」をテーマに文化遺産の進化を表現した展示とパフォーマンスが行われた。48点のアートウェア作品や伝統舞踊、バティック衣装が披露された。
デンパサールのThe Meru Sanurにて2026年10月7日(水)、「Kawan Nusantara 2026」が「Evolusi(進化)」をテーマに開催された。本イベントでは、バリの伝統的な耳飾り「スベン」を媒介として、文化遺産が時代とともにどのように新たな形を見出してきたかを表現する試みが行われた。
Tulolaの創業者であるHappy Salma氏によると、メインインスタレーションでは「捧げ物」「表現」「価値」「変容」という4つの段階を通じてスベンの変遷を描いている。各段階にはバリの寺院建築に着想を得た文様や、蓮の花、籠のモチーフなど、それぞれ異なる象徴が用いられている。
オープニングパフォーマンス「Rangga Rasmi」はウンヒ大学(Unhi)のサンガー・ウィディヤ・サニによって披露され、インドネシアの「バティックの日」を記念してサリナ提供の12種類のバティック衣装が着用された。
会場では、イヤリングやブローチ、ネックレス、ブレスレットなど計48点からなる「Evolusi」アートウェアコレクションが展示されたほか、バリ・タロ観光村の職人とBCA・Tulolaのコラボレーション作品「Heroes of Heritage」、クリス(伝統的短剣)の作品なども紹介された。
本イベントは文化遺産の継承と現代デザインの融合を示すとともに、地域のクリエイティブ産業の市場拡大を目指す多者間連携の一環として位置づけられている。一般観光客・外国人在住者にとっては、バリの伝統工芸や文化の現代的表現に触れる機会となるイベントである。
考慮すべき事項
文化や伝統工芸に関心のある観光客・在住者は、The Meru Sanurなどで開催される同種の文化イベントの情報を現地の観光案内所やSNSで確認すると良い。バリの伝統工芸品を購入する際は、地元職人やギャラリーが関わる正規のイベント・展示を通じて入手することで、文化的背景への理解も深まる。
情報源: BALIPOST.com