バリの経済活動、学校休暇シーズンの観光客増加で上向く
インドネシア銀行バリ州支店の調査によると、2026年4-6月期のバリの企業活動は学校休暇シーズンの観光客増加を背景に大幅に改善した。観光・建設セクターがともに前期のマイナス成長から回復し、外国人観光客数も18%以上増加した。7-9月期もさらなる成長が見込まれている。
インドネシア銀行(BI)バリ州支店は、2026年4月から6月にかけてバリ島の主要な企業活動、特に観光業と建設業が学校休暇シーズンの後押しを受けて大きく改善したと発表した。前四半期(1-3月)は縮小していたが、今期は回復に転じた。
BIバリ支店長のAchris Sarwani氏は、四半期ごとの企業活動調査における加重純増減率(SBT)が49.32%となり、前四半期の16.05%から大幅に上昇したと説明した。特に宿泊・飲食業(観光関連)はマイナス8.32%からプラス14.62%へ、建設業はマイナス2.22%からプラス6.66%へと改善した。
統計庁(BPS)のデータによれば、外国人観光客数は146万人から173万人へと18.41%増加した。建設業の伸びは、ホテル・ヴィラ・観光施設など観光関連の商業建築プロジェクトの増加が要因とされている。
また、休暇シーズンの経済活動活発化や融資増加、銀行の業績向上、デジタル金融取引の拡大などにより、金融サービス部門も活況を見せている。
BIは7-9月期についても、農林水産業(稲作・鶏肉・鶏卵・ココナッツの生産増)、宿泊・飲食業、情報通信業、教育サービス業(2026年7月の新学年度開始が要因)などで成長が続くと予測している。
この調査はバリ島全域の17業種、130の事業者を対象に3か月ごとに実施されているもので、経済動向や企業のインフレ期待を示す指標として活用されている。
考慮すべき事項
この調査は経済指標に関する報道であり、観光客や在住者の安全に直接影響するものではないが、観光業の活況が続いていることを示すため、ピークシーズンのホテル・ヴィラの予約は早めに行うことを推奨する。また建設プロジェクトが増加していることから、人気エリアでは工事による一時的な交通・騒音への影響が考えられるため、宿泊先選びの際は周辺状況も確認するとよい。
情報源: ANTARA News Bali