バリ観光省、ウブドやサヌールなど「スロートラベル」を推進
インドネシア観光省は、ウブド、サヌール、シドゥメン、ジャティルウィといった落ち着いた地域を巡る「スロートラベル」を推進していると発表した。文化や自然との深い触れ合いを重視し、持続可能な観光を目指す取り組みの一環。
インドネシア観光省は、バリ島内の比較的静かな観光地を巡る「スロートラベル」を推進する方針を発表した。対象となるのはギアニャール県のウブド、デンパサール市のサヌール、カランガスム県のシドゥメン、タバナン県のジャティルウィの4地域。
ウブドは芸術・スピリチュアル文化で知られ、田園や渓谷に囲まれたエリアでアートギャラリーや文化体験クラスを楽しめる。サヌールはバリの賑やかなナイトライフエリアから離れた穏やかなビーチが特徴で、ビーチ沿いの散策やサイクリングに適している。
シドゥメンは棚田とアグン山の眺望が魅力で、伝統的な農作業や織物体験ができる。ジャティルウィはユネスコ世界遺産に登録された広大な棚田地帯で、バリ伝統の灌漑システム「スバック」による農業景観を歩いて学べる。
tourismウィディヤンティ・プトリ・ワルダナ観光相は、スロートラベルが訪問者にバリの文化を尊重しながら自然の美しさを保全する意識を促すと述べ、持続可能な世界的観光地としてのバリの地位強化につながるとの見解を示した。政府は今後も、より意識的な旅を求める国際旅行者を呼び込むため、エコフレンドリーな旅行体験の推進を続ける方針。
考慮すべき事項
混雑した観光地を避けたい場合は、ウブドやサヌールに加え、シドゥメンやジャティルウィなど地方エリアへの日帰り・宿泊旅行を検討するとよい。エコロッジや伝統的な宿泊施設を選ぶことで地域経済への貢献も可能。移動には時間の余裕を持ち、農村部では公共交通が限られるためレンタルバイクや車、ドライバー手配を事前に検討しておくとスムーズ。
情報源: RRI