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観光・イベント公開日: 2026年9月1日

バリ州・バドゥン県とKAI、空港〜チャングー間に電池式路面電車を計画

バリ州政府、バドゥン県、インドネシア鉄道会社(KAI)は2026年9月1日、ングラライ国際空港からチャングーまでを結ぶ電池式路面電車の開発に関する覚書に署名した。深刻な渋滞緩和を目的とし、2028年の一部運行開始、2029年の全線商業運行開始を目指す。

デンパサールのクルタサバ庁舎で2026年9月1日、バリ州知事ワヤン・コスター氏、バドゥン県関係者、PT KAI社長ボビー・ラシディン氏らが出席し、空港〜チャングー間を結ぶ電池式路面電車開発に関する覚書(MoU)に署名した。

従来の鉄道やLRT・MRTとは異なり、架線を必要としない電池式トラムが採用される点が特徴で、バリの景観や文化的な調和を損なわないことを重視しているという。トラムの軌道幅は約3メートル、車体幅は約2メートルとバスより小型に設計される。

第一段階の路線は空港からバドゥン県のチャングー地区までの約12キロで、複線・交差エリアを備える。所要時間は約30分、10分間隔での運行を想定し、1回あたり15,000〜20,000人、ピーク時は1日最大60,000人の輸送能力を目指す。この空港〜チャングー間は現在、1日あたり約15万人・8万台の車両が移動する主要動線であり、トラム導入により交通量の最大40%を吸収することが期待されている。

コスター知事は、開発にあたってホテルや住宅、地域住民の活動を妨げないこと、地域の美観や文化的独自性を損なわないことを条件として強調し、トラム自体が新たな観光資源となることを求めた。

今後は技術調査、環境影響評価(AMDAL)、住民・慣習村への説明会などが進められ、2027年3月の起工式、2028年の第一段階運行開始、2029年の全線商業運行開始が目標とされている。

考慮すべき事項

この路面電車は着工前の計画段階であり、2026年〜2027年の空港〜チャングー間の移動には現時点で影響はない。渡航・移住計画を立てる際は、2028年以降に運行開始予定であることを念頭に、当面はタクシーや配車サービス、レンタカーなど既存の交通手段での移動計画を継続してほしい。今後、工事開始時期(2027年3月予定)が近づくと沿線での交通規制や工事による渋滞悪化の可能性があるため、その時期に旅行・移住を予定している人は最新情報を随時確認することを推奨する。

情報源: Balijani.id