バリ州警察トップが交代、新長官にパスマ・ロイス氏が就任
バリ州警察(Polda Bali)の長官がダニエル・アディティアジャヤ氏からパスマ・ロイス氏に交代した。国家警察本部での引き継ぎ式を経て正式に就任し、組織刷新の一環とされている。観光地バリの治安維持体制に大きな変更はないとみられる。
インドネシア国家警察は2026年10月9日、ジャカルタの国家警察本部でバリ州警察(Polda Bali)長官の引き継ぎ式を行った。これにより、これまで2年以上にわたりバリ州警察を率いてきたダニエル・アディティアジャヤ氏から、パスマ・ロイス氏へとトップが交代した。
式典はスヨディ・アリオ・セト国家警察長官が主宰し、就任宣誓や誠実契約(パクタ・インテグリタス)への署名などが行われた。バリ州警察広報部門の担当者は、この人事異動は組織の刷新と治安維持(カムティブマス)能力向上を目的とした、国家警察内の通常の人事異動の一環であると説明している。
新長官のパスマ・ロイス氏は、就任前は東ジャワ州警察副長官を務めていた。国際的な観光地であるバリは独自の治安維持体制が求められる地域であり、今後も部隊配置や関係機関との連携強化が課題となる見通し。一方、前任のダニエル・アディティアジャヤ氏は国家警察犯罪捜査局(バレスクリム)の高級幹部(パティ)として異動となった。同氏は2024年7月29日に前任者から引き継いでバリ州警察長官に就任していた。
今回の人事異動は組織運営上の通常の交代であり、バリ島内の治安政策や観光客対応の方針に直ちに大きな変化をもたらすものではないとみられる。
考慮すべき事項
この人事異動自体は観光客や在住者の日常生活・手続きに直接影響するものではないため、特別な対応は不要。ただし今後、新長官の方針で交通取り締まりやビザ関連の取締りが強化される可能性もあるため、引き続き現地ニュースや在インドネシア大使館・領事館からの情報を定期的に確認しておくことが望ましい。
情報源: ANTARA News Bali