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不動産公開日: 2026年9月30日

バリ島PHRI、グリーンベルトに違法建設されたヴィラの許可簡素化を政府に要請

インドネシアホテル・レストラン協会(PHRI)バリ支部は、グリーンベルト(緑地保全地区)に既に建設されてしまったヴィラについて、政府に許可取得の簡素化を要請した。Airbnbなど宿泊予約プラットフォームで違法建築のヴィラが多数出品されている実態が背景にある。

PHRIバリ支部副会長のI・グスティ・アグン・グラー・ライ・スルヤウィジャヤ氏は2026年9月30日、緑地保全地区(ジャルール・ヒジャウ)に既に建設されてしまったヴィラについて、政府が許可取得のプロセスを簡素化するよう要請した。

背景には、Airbnbなどのオンライン宿泊予約プラットフォームでバリ島内の多くのヴィラが出品されている現状がある。これらのヴィラの多くは、許可が不完全なまま緑地保全地区に建設されており、厳格な規制により建築後も正式に営業できない状態にあるという。

ライ氏によれば、こうしたヴィラのオーナーがオンラインプラットフォームで合法的に営業するためには、詳細空間計画(RDTR)に沿ったデザイン変更と、地方税納税者番号(NPWPD)の取得が必要になる。これにより政府のホテル・レストラン税(PHR)収入も増加すると同氏は指摘している。

さらにライ氏は、バリ島の観光収容力(キャリング・キャパシティ)に関する調査を政府が実施し、宿泊施設建設に関するモラトリアム(一時停止措置)の評価を行うべきだと提言した。現状を放置すれば、ホテル・ヴィラ・コンドテル・ゲストハウス・アパートなど宿泊施設の乱立が進み、価格競争(プライスウォー)を招く懸念があるとしている。価格競争が起きれば、事業者の売上減少、従業員のサービスインセンティブ喪失、政府税収の減少など、複数の当事者に悪影響が及ぶ可能性がある。

考慮すべき事項

ヴィラを予約する際は、正式な営業許可(NIB/事業許可番号)を持つ施設かどうかをOTAのリスティング情報や現地レビューで確認することを推奨する。長期滞在や賃貸契約を検討する外国人居住者は、物件が緑地保全地区に該当しないか、NPWPD取得済みかを不動産エージェントや弁護士に確認すべきである。今後の規制強化により、無許可施設の予約が突然キャンセルされるリスクもあるため、キャンセルポリシーの確認も重要。

情報源: detikcom