バリ州知事、ングラ・ライ空港のサービス改善を評価 手荷物待ち時間を大幅短縮
バリ州のコスター知事は、ングラ・ライ国際空港のサービス改善状況を評価する会議を主催した。2025年半ばに寄せられた手荷物待ちやイミグレーションの行列に関する苦情を受けた改革の結果、手荷物受け取り時間や入国審査の速度が大幅に改善されたと報告された。
バリ州のワヤン・コスター知事は8月15日、ングラ・ライ国際空港のサービス品質向上に関する調整会議を主催し、これまでの改善策の効果を評価した。この会議は2025年8月23日と12月28日に続く一連の評価会議の一環。
背景には、2025年半ばに乗客から相次いだ苦情がある。当時、手荷物の受け取りに1時間以上かかる、イミグレーションの行列が長く伸びる、税関検査が遅いといった問題が指摘されていた。これを受けバリ州政府は、手荷物待ち時間を30〜45分に短縮すること、イミグレーション・税関の手続きを迅速化すること、老朽化したベルトコンベアの交換などインフラ刷新を関係機関に指示していた。加えて、老朽化したトイレの交換、手荷物待ちの乗客用の椅子の設置、税関エリアの什器更新、通信・清掃・照明の改善も求められた。
最新の報告(8月15日)によると、中小型機の手荷物待ち時間は13〜30分、大型機(満載時)でも18〜40分まで短縮された。また、オートゲート機と電子パスポートの活用により入国審査もスピードアップしたが、インドなど一部の普通パスポート使用国は引き続き対象外となっている。空港施設の清潔さも改善され、トイレ交換や什器追加、担当職員の増員も進んでいるという。
コスター知事は、ングラ・ライ空港が国際的な玄関口としてインドネシアの「顔」となる重要な役割を担っていると強調。2025年には約705万人の外国人観光客(インドネシア全体の外国人観光客約1,539万人の約45.8%)と900万人超の国内観光客がこの空港を利用したとし、サービス水準の維持・向上が不可欠だと述べた。バリ州政府は今後も定期的な調整を続け、世界水準の運用を目指すとしている。
考慮すべき事項
ングラ・ライ空港を利用する際は、到着時の手荷物受け取りが従来より早まっている可能性があるため、余裕を持ちつつも待ち時間を見込んだスケジュールを組むとよい。電子パスポート保有者はオートゲートの利用で入国審査を短縮できるが、普通パスポートの場合は従来通り有人窓口での審査となるため、乗り継ぎ時間に余裕を持たせておくことを推奨する。
情報源: ANTARA News Bali