バリ州知事、ワカトビ県にバリ産アラック酒の管理モデルを紹介 観光開発の参考例に
バリ州のコスター知事は、南東スラウェシ州ワカトビ県のハリアナ県知事の訪問を受け、伝統酒「アラック・バリ」の合法化・管理制度を地域産品振興の成功例として紹介した。禁止ではなく適切な管理を行う方針が、観光客向け販売や地元中小事業者の支援につながっていると説明した。
バリ州都デンパサールで水曜日、コスター知事はワカトビ県のハリアナ県知事の訪問を受け、バリ産アラック酒の管理制度を地域振興の参考例として紹介した。「禁止するのではなく、管理する」という方針のもと、バリ州は2020年のバリ州知事規則第1号(発酵・蒸留酒の管理に関する規則)を根拠に、アラック、ブレム、トゥアックといった伝統酒の合法化と品質管理を進めてきた。
知事によると、この制度は大企業への免許発行を避け、地元の中小事業者(UMKM)を支援する形で運用されている。パッケージング、ラベリング、協同組合や正規販売業者を通じた流通など、管理体制は厳格に維持されているという。その結果、ングラ・ライ国際空港の到着・出発エリアの売店では、アラック・バリが他の商品と比べて高い売上を記録しているとコスター氏は述べた。
知事はさらに、品質の高いバリ産の塩(ガラム・バリ)も地域の重点産品として紹介した。会談ではワカトビの観光パッケージ強化についても議論され、明確な観光対象、ホテル・レストラン・観光地の整備が必要だとコスター氏は指摘した。ハリアナ県知事は、ワカトビからバリへ週2回の直行便が既に運航されており、この接続性が両地域の観光連携を強化する機会になると述べ、バリの地域産品活用の取り組みを視察・学習したいとの意向を示した。
本件は観光客・在住者に対する規制変更や即時的な影響を伴うものではなく、両地域間の政策交流・将来的な観光開発協力に関する報道である。
考慮すべき事項
バリ産アラックは現在も合法的に流通・販売されており、空港の免税店や正規販売店で購入可能。観光客はホテルやレストランで提供される正規のアラック製品を選び、路上や無認可の業者から購入した酒類は品質・安全性が保証されないため避けることを推奨する。
情報源: ANTARA News Bali