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ビザ・法律・税金公開日: 2026年10月9日

バリ州、外国人観光客税(PWA)のデジタル決済導入へ 国営銀行BTNと提携

国営銀行BTN(Bank Tabungan Negara)は、バリの外国人観光客税(PWA)のデジタル決済導入に向けてバリ観光局(BTB)などと覚書を締結した。現行の1人15万ルピアの徴収制度自体に変更はないが、支払い方法の利便性向上が図られる見込み。

デンパサールで発表された覚書により、国営銀行BTNはバリ観光局(BTB)および観光業向けシステム開発の経験を持つ民間パートナーと連携し、外国人観光客税(Pungutan Wisatawan Asing, PWA)のデジタル決済導入の可能性を探ることになった。BTNのニクソン・L・P・ナピトゥプル社長は、観光セクターが交通・宿泊・小売・中小零細企業(UMKM)など幅広い産業に経済効果をもたらすと説明した。

PWAは2023年のバリ州条例第6号(2025年の州条例第2号で改定)に基づき、2024年2月14日から施行されている制度で、外国人観光客1人あたり15万ルピアを徴収し、バリの文化・環境保護に充てることを目的としている。バリ州政府によると、2026年1〜8月のPWA徴収額は235億ルピアに達し、2025年通年では369億ルピア(来島外国人観光客の35.4%相当)が徴収された。

今回の提携は徴収額や対象者など制度自体の変更ではなく、支払い手続きのデジタル化を検討する初期段階の取り組みである。BTBのイダ・バグース・アグン・パルタ・アドゥニャナ会長は、観光客数だけでなく観光体験の質や経済的価値、文化・環境保全、地域社会の福祉向上を重視する姿勢を示した。BTNはこのほか、ブレレン県の市場のデジタル取引化や、バングリ県のペングリプラン観光村での銀行サービス強化にも取り組むとしている。

考慮すべき事項

現時点でPWA(1人15万ルピア)の支払い義務や金額に変更はないため、入国時または事前にオンラインで通常通り納付すれば問題ない。デジタル決済の詳細な導入時期や方法はまだ発表されていないため、今後の公式発表(バリ州観光局やLove Baliアプリなど)を確認し、支払い証明(QRコード)は必ず保存しておくこと。

情報源: ANTARA News Bali