バリ州、ウブドやクタなど6地域を「低排出エリア」に指定
バリ州のコスター知事は、ウブド、ヌサペニダ諸島、ヌサドゥア、クタ、サヌール、デンパサールのガジャマダ文化遺産エリアの6地域を「低排出エリア」に指定した。観光開発と環境保護の両立を目指す「クルティ・ブミ・サティカ」プログラムの一環。
バリ州のワヤン・コスター知事は10月10日、「クルティ・ブミ・サティカ」プログラムのもと、州内6地域を低排出エリアに指定したと発表した。対象はウブド、ヌサペニダ諸島、ヌサドゥア、クタ、サヌール、そしてデンパサールのガジャマダ文化遺産エリア。
コスター知事によると、各エリアにはそれぞれ特徴と優先課題がある。ウブドは文化・環境観光に重点を置き、ヌサペニダは島の生態系保全を重視する。一方、ヌサドゥア、クタ、サヌールは環境に配慮した観光慣行の一貫した導入を促進する役割を担う。デンパサールのガジャマダ文化遺産エリアは、歴史保存と持続可能な都市開発の統合を目指す。
この指定は、空間計画政策を温室効果ガス排出削減の取り組みと連携させ、各分野でのクリーンエネルギー導入を加速することを目的としている。プログラムは「グリーンエネルギー」「グリーン交通」「グリーン生態系」「グリーン観光産業」「グリーン社会」の5つの戦略的柱で構成されている。
現時点では具体的な車両規制や罰則、実施開始時期についての詳細発表はなく、観光業者・伝統村・地域社会・研究機関などとの連携のもとで段階的に進められる方針とされている。
考慮すべき事項
現時点で観光客や住民への具体的な規制(車両制限や罰則)は発表されていないため、通常通りの滞在・移動で問題ない。ただし今後ウブドやクタ、サヌールなどで交通規制や電動バイク・自転車の推奨策が導入される可能性があるため、現地ニュースやホテル・ツアー会社の案内を定期的に確認しておくとよい。
情報源: ANTARA News Bali