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不動産公開日: 2026年8月13日

バリ商業不動産、観光客の滞在パターン変化で指数が低下 2026年第2四半期

インドネシア銀行バリ支店の調査によると、外国人観光客の滞在期間短期化などを背景に、バリの商業不動産価格指数は2026年第2四半期に前年比-4.99%となった。ホテルや貸事務所の価格が下落する一方、アパートやリテールの賃料は上昇している。

インドネシア銀行バリ州支店(KPwBI Bali)は2026年8月13日、バリ州の商業不動産価格指数が2026年第2四半期に前年比-4.99%となったと発表した。第1四半期の-5.85%からはわずかに改善したものの、依然として下落傾向が続いている。

KPwBIバリ支店長のAchris Sarwani氏によると、要因の一つは外国人観光客の滞在パターンの変化だ。アパートを借りる観光客は、これまで6〜12ヶ月の長期滞在を選ぶことが多かったが、最近は1〜2ヶ月程度の短期滞在に移行している。より設備の充実したヴィラやリゾートなど、他の宿泊選択肢が増えたことが背景にあるという。月単位の短期滞在は長期契約より単価が高く設定されるため、アパートの賃料指数は前年比20.27%上昇した一方、リテール賃料はほぼ横ばい(0.03%上昇)だった。

一方でホテル価格は前年比-5.25%、貸事務所は-2.51%と下落した。国内観光客の価格感度の高さや競争の激化、さらに世界的な地政学的動向による外国人観光客数の限定的な回復も、ホテル部門の需要減少に影響しているとされる。

バリ州の商業不動産需要指数全体も、第2四半期で前年比-5.50%と縮小した(第1四半期は-9.27%)。それでも一部の星付きホテルは、将来的な観光客数の回復を見込み、長期戦略として部屋数の増設を続けているという。今後はオーストラリアなどからの観光客が増えるピークシーズンの到来により、商業不動産部門の回復が期待されている。

考慮すべき事項

バリで長期滞在用のアパートやヴィラを探している場合、短期契約(1〜2ヶ月)は単価が高くなる傾向があるため、6ヶ月以上の長期契約を交渉することでコストを抑えられる可能性がある。物件選びの際は、ヴィラ・リゾートとアパートの設備・料金を比較し、複数の物件を実際に見学した上で契約条件(解約条項・料金変動リスクなど)を事前に確認することを勧める。不動産投資や賃貸業を検討している在住者は、ホテル・オフィス需要の軟化傾向を踏まえ、需要が伸びているアパート・リテール向けの物件選定を検討するとよい。

情報源: Koranjuri.com