アヤナ バリのサカ美術館、水利組織スバックを描く新ドキュメンタリー『Pasihan』を公開
バリ島アヤナ バリ内のサカ美術館が、バリ島の伝統的な灌漑組織「スバック」の精神性と人々の営みを描いた13分間のドキュメンタリー『Pasihan』を公開した。常設展示『Subak: The Ancient Order of Bali』を補完する内容で、毎日館内で上映されている。
インドネシア・バリ島のジンバラン地区にあるアヤナ バリ内のサカ美術館は、2026年8月20日、新作ドキュメンタリー『Pasihan(パシハン)』を初公開したと発表した。Niskala Studioとの共同制作による本作は13分間で、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院からプラガン・スバックの棚田へと流れる水の道筋を追いながら、ユネスコ世界文化遺産にも登録されているバリ島の伝統的な水利組織「スバック」を支える人々や儀礼、共同体の絆を描いている。
作品では、寺院関係者とスバックのリーダーの日常を通じて、年に一度の収穫儀礼「ングサバ・カダサ」の準備からその祭列までを追いつつ、近年の農地転用がスバックの共同体基盤に及ぼす課題にも触れている。
本作は、美術館の常設展示『Subak: The Ancient Order of Bali』の理解を深める続編的な位置づけで、5.1chサラウンド完備の50席オーディトリアムにて毎日上映されており、鑑賞は入館料に含まれる。バリ・ヒンドゥーの暦やニュピを紹介する既存の入門映像とあわせて視聴することが推奨されている。
考慮すべき事項
バリ島の文化や農業景観に関心がある旅行者は、アヤナ バリ内のサカ美術館を訪れ、常設展示と合わせて本作を鑑賞するとスバックへの理解が深まる。上映は入館料に含まれるため事前予約や追加料金は不要だが、混雑期は美術館の開館時間を事前に公式サイトで確認しておくとよい。棚田見学(タバナンやジャティルウィなど)と組み合わせて訪れると、現地でスバックの実際の仕組みを体感しやすい。
情報源: イザ!