ヌサペニダのクリンキン・ビーチで豪州人観光客が崖から転落し死亡
バリ島ヌサペニダのクリンキン・ビーチで、豪州国籍の30歳女性が崖の先端付近で自力でルートを探して歩いていた際に足を滑らせ転落し、死亡が確認された。SAR(捜索救助)チームが1時間半かけて遺体を収容した。
バリ州捜索救助庁(Basarnas Bali)は、ヌサペニダ島ブンガ・メカル村のクリンキン・ビーチの崖から転落した豪州人観光客、クロニン・ブリアナ・ラニさん(30)の遺体を収容したと発表した。事故は土曜日午前9時ごろに発生したとみられる。
Basarnas Bali ヌサペニダ待機班の担当者によると、被害者は崖の先端付近で自分でルートを探しながら歩いていた際に足を滑らせ、谷底に転落したという。通報を受けたのは午前9時50分ごろで、救助隊は現場へ急行し、他のSAR関係機関と連携して救助活動にあたった。
当初は海路での収容が計画されていたが、海岸付近の高波のため断念。救助隊はクリンキン・ビーチの階段を一段ずつ手作業で運び上げる方法に切り替えた。発見時、被害者は体の複数箇所を骨折していたといい、担架での搬送準備を行った。急な坂道と狭い通路のため作業は難航したが、約1時間半の救助活動の末、遺体は搬送に成功。その後、グリヤ・ペニダ・クリニックの救急車でクリニックへ搬送された。
今回の救助活動には、インドネシア海軍ヌサペニダ駐屯所、ヌサペニダ警察署、バラウィスタ・ヌサ(クリンキン・ビーチ地元救助隊)、村の防衛要員(バビンサ)、グリヤ・ペニダ・クリニック、地元住民が協力した。
考慮すべき事項
クリンキン・ビーチをはじめヌサペニダの崖沿いスポットでは、公式に整備された展望台や階段のみを利用し、柵の外側や未整備のルートには絶対に立ち入らないこと。崖の先端付近は風や地盤が不安定な場合があり、写真撮影のために柵を越える行為は極めて危険。悪天候時や高波の際は海岸への立ち入りが制限されることもあるため、現地ガイドや看板の指示に従うこと。緊急時に備え、旅行保険への加入と現地の緊急連絡先(Basarnas等)の把握を事前に行っておくことを推奨する。
情報源: ANTARA News Bali