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観光・イベント公開日: 2026年10月4日

バリ島チャングーの路地、Googleマップに「とても親切で可愛い犬たち」と登録され話題に

バリ島チャングー地区の何でもない路地が、Googleマップ上で「とても親切で可愛い犬たち」という名前のピンとして登録されていたことがベトナム人インフルエンサーの投稿で話題になった。3匹の穏やかな野良犬に通行人が食べ物を持ってくるよう呼びかける目的で誰かが登録したとみられるが、話題拡散後にこのピンはマップから姿を消した。背景にはバリ島が抱える野良動物福祉や狂犬病リスクの問題がある。

ベトナム人インフルエンサーのジャン・オイさんと夫は、バリ島旅行中にGoogleマップで「とても親切で可愛い犬たち」という珍しい名前の場所を発見し、実際に訪れた。案内されたのは高級店でも観光名所でもなく、チャングー地区にある何の変哲もない路地で、そこには3匹の穏やかで人懐っこい野良犬が暮らしていた。このピンは、通りかかった誰かが「他の旅行者が犬に食べ物や水を持ってきてくれるように」という目的で自主的に地図に追加したものとみられ、公式な店舗や施設ではない。以前からSNS上ではチャングーを訪れる観光客に対し、この場所を訪れて犬に餌をあげるよう勧める投稿が存在しており、一部の観光客の間で知られていたという。

しかし、ジャン・オイさんの投稿が拡散された後、この「とても親切で可愛い犬たち」という地点名はGoogleマップから削除されたことが確認された。削除・変更の理由やタイミングについてGoogleからの公式発表はなく、作成者自身が削除したのか、名称が変更されたのか、あるいはアクセス増加との関連があるのかは不明である。

この出来事は、バリ島が抱えるより大きな野良動物福祉問題を浮き彫りにしている。バリ島動物福祉協会(BAWA)によれば、島内の路上で暮らす犬や動物は依然として飢餓・病気・虐待などの問題に直面しており、同団体は2023年に25万食以上の給餌、9,000回以上の狂犬病ワクチン接種、6,000頭以上の不妊手術を実施した。さらに、サウスチャイナ・モーニング・ポストの報道によれば、2026年1月から5月にかけてバリ島では狂犬病の疑いのある咬傷が約3万件報告され、約2万1千人が曝露後ワクチン接種を受け、5人が死亡したとされる。

考慮すべき事項

野良犬に親切心で近づきたい場合でも、まずは安全な距離から様子を観察し、攻撃的・異常な行動(よだれ、ふらつき、過度な興奮など)がないか確認してから接触するようにしてください。噛まれたり引っかかれたりした場合は、傷口を石鹸と流水で15分以上洗浄した上で、速やかに医療機関を受診し狂犬病の曝露後ワクチン接種を受けることが重要です。長期的に動物を助けたい場合は、個人のSNSで特定の場所を拡散するのではなく、BAWAなど地元の動物保護団体に連絡し、給餌・予防接種・去勢手術などの支援を依頼することをお勧めします。

情報源: vietnam.vn